盛岡 白龍(パイロン)



住所:盛岡市内丸5-15

盛岡バス停、県庁・市役所前から
徒歩2分。桜山神社参道内。

11時30分〜20時 日曜日定休

TEL:019-624-2247



店の雰囲気 ★★★☆☆
★★★☆☆
値段 ★★★★★
総合評価 ★★★☆☆








中華料理のジャージャー麺をルーツにするという
盛岡名物じゃじゃ麺の老舗。
開店から閉店まで客が絶えることがない。

それにしても不思議な味である。

柔らかめに茹でたうどんのような麺に
キュウリ、ネギが乗り
さらにその上に秘伝の肉味噌が乗っている。
皿の脇に添えられているのは生姜である。

運ばれてきたら
とにかく箸でグチャグチャと掻き回し
麺と肉味噌と生姜とキュウリとネギを
ごちゃごちゃに混ぜる。

一心不乱に掻き混ぜる光景が
店内に溢れている。

丹念に掻き混ぜたのが2枚目の写真。

けして食欲をそそる麺の色ではない。
ここに自分の好みでテーブルの上にズラリと並ぶ
ニンニク、ラー油、酢などを加えて味を決めていく。
この辺りは伊那のローメンと同類の感がある。

美味いんだか不味いんだか良くわからないのだが
店内のせわしない雰囲気の中で
何時の間にか
一心不乱に麺を頬張っている自分に気付く。

食べ終わってからがまたまた不思議である。

横に座ったネクタイ姿のサラリーマンのおっちゃんが
食べ終わって肉味噌がこびりついた皿に
テーブルの上の皿に盛られた生卵を落とし
その肉味噌の残りをかき集めながら
またまた一心不乱に掻き混ぜているのだ。

生卵と肉味噌が混ざり
更に皿が綺麗に掃除されたら(笑)
おもむろにその皿を店員に渡す。
「はいよっ!」と元気に受け取った店員が
その皿に麺の茹で汁を注いで肉味噌をボトンと落とすと
卵スープの出来上がりである。

「ちいたんたん、お待たせしました!」

店員が元気にそのスープを客に手渡す。
どうやら出来上がった卵スープは
じゃじゃ麺からちいたんたんという名前に変わるらしい。

店主はいかにも老舗といった感じのおじちゃんとおばちゃんだが
店内を飛び回っている店員は若い。
若いが実にテキパキしていて
客への対応も非常に爽やかである。

一日中、行列が出来ているが
そのテキパキとした対応と店内の喧騒からか
客の回転は速く
あまり待つ事もなくじゃじゃ麺にありつく事が出来る。

何時か自分なりの味を極めてみたくなる食べ物だ。

店に並ぶ客達も
案外みんなそんな事を考えているのかもしれない。





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